2009年 10月 24日
亡命にむけて |
台風が来ていたと言うことをまったく知らなかった。
まあそのうち晴れるんじゃないのかな、なんて思っていたら、とても大きなレーダーエコーが西の方からせり上がってきていて驚いた。
それまで職業柄、天気図をみることが多かったのだけれど、いったん仕事から離れてしまうとこんなものである。もう少し気にしないとなあ。
先日親知らずを抜いてから、その流れで連日歯医者通いが続いている。
今日は虫歯を削って穴を埋めてもらった。
虫歯の治療は基本的に虫歯にやられた所を削ってその穴埋めをすると言うやり方だけれど、こういうのを「治療」っていうのかちょいと謎である。
細菌に冒されて駄目になったところを削るというのはわかるけれど、本体は無くなってその替わりのものをつめこむというのはなんだかひどく原始的な感じがする。
いつかそう遠くない未来にそれまで生えていた歯とまったく同じものを再生する技術が確立されるだろう。
ただそういうのって保険が効かなそうだなあとか、そんなどうでもいいことを考えていた。
今日詰めてもらった詰め物は、いわゆるアマルガムなどの銀歯のやつとは違って、白くて本物の歯とほとんどわからないくらいの質感のものだった。
先生に訊いてみた所、ガラスの粒子をレジンキャストで固めたものだそうだ。現在アメリカ製のこの詰め物は非常に強くて使い出のよい詰め物だそうである。
ちなみに保険は効く。
もう全部これにしてくれないかな。
銀歯だらけの醜悪な我が口腔内を口を開けて眺めながら思った。
連日そんな風にしてほったらかしにしていたことをやっているのだが、ようやく自分の時間がとれつつある。
もう仕事を終えてから2週間以上経つのに、まだ片付かないことが多いのである。
あんまりやってるときりがないなと、若干の危機感を覚える今日この頃。
はやく逃亡したいのだけれども。
soundscape
by itr-y
| 2009-10-24 23:56
| 日常