2009年 12月 10日
雨中の買い出し |
冷たい雨が降っていた。
ベルリンに来る前にどういったものを着ていこうかずいぶんと迷ったのだけれど、真冬用のダウンのジャケットとティンバーランドのブーツを持って来たのはわりと正解だったんではないかと思う。
オーバースペックなくらいのブーツが足を寒さから守ってくれたし、撥水加工が雨から守ってくれた。準備はしておくものである。
近くの駅からSudkruez(シュツクロイツ)の駅まではさほどかからなかった。15分くらいだろうか。この近さがベルリンの良いところだけれど、このシュツクロイツはそんな中でもちょっと遠い印象があった。
シュツクロイツ駅
そして駅がとてもモダンである。ベルリンは古い街なので、古い建物がそのまま残っているところもあるけれど、その反面こうした現代的な建築も時折みかける。特急も停まるこの駅で僕はしばらく迷いながらも、朝カフェで教えてもらった通りに行ってみた。
(券売機で2.5ユーロの切符を20ユーロ札で購入したらおつりが全部硬貨で出て来た。機械に殺意を抱く)
探していたのは日本でもおなじみのIKEA。タオルはかさばるので基本的に旅に出るときは安いハンドタオルを一枚か二枚くらいしか持って行かないようにしている。
その他、部屋のくずかごと簡単な時計を探していた。
必要最低限のものしか買わないつもりだけれど、相手はIKEAなのでちょっと心構えが必要だ。またいらんもの買ってしまうかもしれない。
駅からIKEAまではけっこう歩いた。はじめて高速道路というものを見たのだけれど、特にこれといった感想も抱かなかった。
IKEAはBAUHOUSEなどのホームセンターと並んでいた。いくつかの大型店舗が軒を連ねている。けっこう大きなショッピングセンターで、大きな駐車場がある。古い中心街の街並しか見たことがなかったので、ある意味ちょっと日本の地方都市に似ている雰囲気に驚いた。
(IKEAは万国どこでも同じ。一瞬、船橋にいるんじゃないかと思ってしまう)
お目当てのタオルと時計、そしてくずかごを見つけて購入。油断するとけっこう高いものもあるので要注意だ。
生ゴミ用の三角コーナーみたいなのがあればと思っていたのだけれど、見つかったのはステンレス製のがっちりとしたもので、短期間滞在するだけの自分にとってはどうかんがえてもトゥーマッチなものだった。
しかたないのでもっと安いものが見つかるまで我慢しよう。あんまり店を知らないのでほいほい買ってしまうと細かい出費が高くついてしまう。
少しずつ異国熱も落ち着いて来て、きちんと値段を見れるようになって来た。
良い傾向である。
冷たい雨に疲れてそのまま帰宅。
soundscape
by itr-y
| 2009-12-10 04:36
| ベルリン