2009年 12月 15日
マカロニ戦争 |
早くももう今日が何日なのかわからなくなり始めている。
よくないなあ。
連日特に早く起きる理由もないのでわりと思う存分無職の民は寝まくっているのだけれど、どんなに遅くまで寝ても何となく9時には目が覚めてしまう。
自転車もまだ買っておらず、特に運動もしていないのでなんだか運動不足だ。
外はここ数日でわりと氷点下まで落ち込むことが多くなった。初めて来たときにタクシーの運ちゃんに「ベルリンはけっこう雪が降るの?」と尋ねたらそうでもないと返事が返って来た。
雪は降らないが寒い。
平地だからそんなもんなんだろう。
現地にいるにもかかわらず、今ひとつドイツの地理がわからないでいるが、ベルリンがわりと北の方だということはわかる。
フランクフルトのあたりならもうちょっと暖かいのだろうか。
どのくらいはなれているのかもうまく想像できないでいる。
自転車を買ったらサンドイッチでも作ってちょっと遠くまで行ってみようと思う。
今日は ベルリン在住の写真家 Mくんに誘われて、エバースワルダーのガード下の屋台まで昼飯を食いに行った。
昼飯と言ってもまあソーセージにケチャップとカレー粉のかかっているだけのシンプルきわまりない料理なのだが、これがどの屋台に行ってもわりと売っている。
あとはシンプルにソーセージをパンに挟んだだけのホットドッグとかもあるのけれど、まあたいていどこで食ってもうまい。これは素直に感動した。
ただ問題は、これだけじゃ腹減るよねということだろうか。
日本人の胃袋に合っていないだけなのか、何を食ってもたいていすぐに腹が減る。
ご飯がないというのがやはり一番大きい。パンとソーセージとパスタとスープくらいしか食べるものがないのだ。
家でご飯を作るときも仕方がないからどさりとパスタをゆでて、そいつをルパンよろしくわしわしと食べていたりするのだが、やっぱり腹が減る。
どうしたらいいんだあ。
でも何度か行っている間にスーパーの片隅にタイ米が置いてあるのを発見してそいつを炊いてみたりした。でもやはりタイ米。味がいまひとつである。
料理の使用にもよるのかもしれないが、キッチンが電熱器二口というのも結構なハンディキャップになっていて、あれほどもう電熱器の建物には住まないぞと心に固く誓っていたのだけれど、わりと早いうちに再会してしまった。
なんってこった。
しばらくは食い物問題で四苦八苦することになりそうだけれど、なんだかんだ言ってそういうことを工夫するのも楽しいのである。
たぶん慣れた頃には帰国することになるんだろうな。
そう思いながらざざざとマカロニを鍋の湯の中に放り込んだ。
(タイ米炊いてみる 水加減がわからず芯が残ってしまった)
soundscape
by itr-y
| 2009-12-15 02:35
| ベルリン