2011年 01月 23日
だいたい0℃ |
ベルリンの気温はここのところだいたい0℃前後で安定している。
ちょろっと雪が降ることもあれば、雨の時もあり完全に晴れるということがない。
すっかり夜型人間と化し、日の光をあまり浴びることもあまりなくなってしまったけれど、その方が規則的に生活できるらしく、毎晩帰って来てから深夜にもかかわらず運動したり洗濯したり、そして夕飯を食べたりしている。
こちらに始めて来た時にとにかく腹が減って仕方なかったのだけれども、自分で夕飯を作るようになってからはたいてい毎回決まったようにニンジンとマッシュルームとあとにんにくを混ぜ込んでコンソメで炊き込んだ混ぜご飯と、何かしらの肉類とサラダというお決まりのメニューを作っては毎日飽きずに食べている。
食生活が貧相だなとは思うが、かといってこれで不自由なく栄養も摂れているようなので特にこれと言って支障もない。こっちで外食すると美味しいことは良いのだが、必ず腹が減る。早く松屋がベルリンに進出してくれないかなと思う。よくよく考えたら東京でだってけっこう腹をすかしていた。松屋がいつも救いだった。牛丼屋さんとかチェーン店の定食屋が東京からなくなったら僕はたぶん生活できないと思う。いつだって松屋のあの看板を見つければ300円前後で空腹は満たされていたのだから。松屋、大したもんである。
ベルリンでの食事といえば、野菜と肉をたっぷり挟み込んだケバブかあるいはミクスチャー系中華屋さんとかになる。ミクスチャー系というのはやってる人が中国人だったりタイ人だったりベトナム人だったりトルコ人だったりするからだが、こっちで外食をするとなんだかんだ言ってけっこう出費がかさんでくるので、最近はケバブ屋にも行っていない。たまには行っても良いかと思うのけど、これで3〜4ユーロの出費になるかと思うと躊躇するようになった。僕の財布も完全にベルリン化してしまったようである。
すべての仕事が夜なので昼の仕事を見つけない限りはこの夜型生活は治らないだろうと思う。
だが日本人がレストラン以外の仕事に就くのはなかなか大変なのだ。どうしたもんだろうなあ。
同時にもうすっかり自転車生活も戻ったが、乗っている自転車もそろそろメンテが必要なようで来週にはメンテに出す予定だ。BBがカタカタ言い始めているのでたぶん最近の走行のふらつきの原因はこれだろう。何かとお金がかかるのである。
この間、仕事で使う汚れても良い靴を買いに地元の靴屋さんに行った。
しばらくお金がなかったのでずいぶんと久しぶりに靴屋に行ったのだけれども、靴屋というのは個人的にけっこう好きで、飽きずにいろんなデザインの靴を眺めていた。あまり物欲はない方だとは思うが、靴に関してはわりとあるみたいでずっと飽きずに店内をウロウロしていた。
しかしまあそんなこと言いながら無駄遣いの予感がしたので必要な物だけを買ってそうそうに退散する。気が緩むと財布の紐も緩みがちだ。
なんとなく冬ごもりの季節はもう少し続きそうな気がする。
まだあんまり動かない方が良い。
もう少しだ。
たぶんだけど。
soundscape
by itr-y
| 2011-01-23 09:54
| ベルリン