2006年 08月 04日
ムチムチシャツ |
ずっと買おう買おうと思っていた靴屋の安靴が、気がついたら売り切れになってしまっていた。
大して高価なものでもないのだけれど、財布の状況が厳しいときほど些細な買い物には慎重になる。そんなわけで買おうか買うまいか迷っているうちに売れてしまったのだ。
今日買ってきたユニクロのシャツも、狙っていたカラーのものが売り切れになってしまいそうだったので買ってきたのだった。
一枚はサイズがぴったりだったけど、一枚は少々きつく、着るとなんだかムチムチした感じになってしまった。
いつまでたっても服を選ぶということは苦手である。日頃、着ているものに無頓着なのでなおさらだ。
僕は普段からジーンズばかりはいているので、そもそもがファッションのバリエーションというものがあまりない。なにか普段着ないようなものを着ようと思って少し冒険をしてみようとすると、安価なユニクロちゃんに頼ってしまう。
失敗しても大してダメージが少ないからだ。
普段着ない色のものや、意外なものが似合うかもしれないと思って買ってきた珍妙な服が、僕のタンスの中には色々と入っている。
コーデュロイの真っ赤なパンツや、蛍光色まっ黄っ黄の変なワッペンの付いたYシャツ。へなへな布地に梅の柄がぽつぽつと描かれた黄土色のシャツ。
何でこんなもの買ったんだろうと、それらを見る度に思うのだが、せっかく買ったものなので捨てるのも忍びず、かといって着る訳でもなくタンスの肥やしになっている。
誰でも絶対着ない服というものがタンスの中に一着二着はあるものだろうけれど、その着ていない服の種類で、もしかしたらその人の内面の性格が表れたりするのかもしれないなあ、とそんなことをちょっと考えた。
by itr-y
| 2006-08-04 23:18
| 日常