2006年 11月 17日
今 |
低い空。
たれ込める雲。
もうすっかり冬の様相を呈してきている海は、僕の好きな色になってきている。
この時期の東京湾が一番好きだ。
何も無い海底をランカーが悠々と泳いでいるような光景が頭の中に浮かぶ。
なんだか近未来のような写真だけれども、そういえば今は21世紀なんだったということをすっかり忘れていた。
そうだ
もう未来になってたんだ。
今も昔も相変わらずふわりとした感覚の中で生きている僕はなんだか少し途方に暮れてしまった。
僕はいつになったら「今」にたどり着くんだろう。
まるで誰かのストーリ−を代わりに読んでいるみたいだ。
腰をあげた。
ページから顔を上げると窓の外には何が写っているだろう。
by itr-y
| 2006-11-17 17:22
| 日常