2006年 11月 20日
焼きたて道路 |
年末も近づいてきてあっちこっちで道路工事が多くなってきている。
毎度毎度「もっと早めにやっとけよ」と思うことのひとつだ。
この時期、暗くなるのも早いので道路がよく見えない上に工事中で路面ががたついているので走りにくいことこの上ない。
車やバイクならともかく自転車はタイヤが細いのでちょっとした段差が命取りになる。
路面に加えて後続車の警戒をしなければならないので神経がすり減る。
だからこの時期はできるだけ日が暮れる前に帰ることにしている。
ほとんど無理だけれど。
道路を走っていると、路面のペイントをしているところに出くわした。
横断歩道のシマシマとか、「じてんしゃ」とか、「止まれ」とかのあれだ。
アスファルトを張ったばかりの地面に所々何やら焼き入れをしている。
道路工事は嫌いだけれど作っているところを見るのは好きである。
交差点の端にその白いペイントを施すための小さな車が目に入った。
乳母車ぐらいのそれは下の方にガスバーナーの火がちょろちょろと燃えていて、上のケースの中に白い塗料が入っていた。
たぶんこれを道路に塗ってバーナーで焼き入れをすると固まってゆくんだろう。
いつも思うのだけれどこの塗料は何で出来ているんだろうか。
ちょっとやそっとじゃ剥がれないところを見ると相当強そうだ。
塗料マニアとしてはちょっと気になる。
手前の方に自転車のイラストと「じてんしゃ」と書かれた金属製のテンプレートが転がっていた。
これも横断歩道でよくみるやつだ。
なんだか思わずちょっとそのテンプレを持って返りたくなってしまった。
これさえあれば、あっちこっちに「じてんしゃ」と書いておけば自分の好きな道を自転車専用にできる。
もう後続の自動車に怯えることもない。
なんてグッドアイディア。
いや、さすがに持って帰んなかったけど。
by itr-y
| 2006-11-20 17:07
| 日常