2006年 11月 21日
チャーハン作るよ! |
チャーハンをよく作る。
ジャーに入っている白飯をそのまま食うというのもなんなので、手早くひと手間かけて食そうという訳だ。
材料は卵と塩とコショウとコンソメ。
数分で出来上がるので手軽だ。
別にそんなに料理をする訳じゃないけれど、チャーハンだけはけっこう作るのでそれなりにこだわりがある。
何よりもまず、わずか数分で勝負が決まるというところがいい。
男らしい。
いや
漢(おとこ)らしい。
基本的にあまり男らしい人ではないのでせめてこういうところだけは男らしくありたい。
いつだったか、NHKの「生活ほっとモーニング」か何かで中華料理の料理人さんが、お店のようなパラパラのチャーハンを作るにはどうしたらいいかというのをやっていたのだ。
その人によれば、まず御飯が少し固めということもあるけれど最初に溶き卵を入れてその上に間髪入れず御飯を投入するのがコツということだった。
パラパラにする為には御飯粒のひとつひとつに油でコーティングされていないと、お店で食べるようなパラパラのチャーハンにならないんだそうだ。
最初に卵なんか投入して卵が焦げ付かないのかなとも思ったのだけれど、何度も作っているうちにこの卵がとてもとても重要な役割を果たしているということに気がついた。
いつだったか卵が無かったので仕方なく単なる焼き飯にしたことがあったのだけれど、卵無しだけでは御飯がフライパンの底に焦げ付いてしまったのだ。
実は溶き卵は媒介になって御飯の隅々に油を行き渡らせる役割を果たしていたのだ。
なあるほど。
だから最初に溶き卵を投入するのか。
ひとつ謎が解けた。
納得。
そんなこんなでお店のような...とまではいかないけれど、少しはパラパラと作れるようになった。
どんぶりにザザザと盛りつけて一人自分の部屋に持っていく。
「はふはふはふ.....」
「......うまい」
「はふはふはふはふ............」
「.....................はふ」
「な....泣いてないよ!!」
by itr-y
| 2006-11-21 18:42
| 日常