2007年 02月 11日
寒ブリの逃亡 |
昨日よりは寒くなったものの、それでもやっぱり何となく暖かく、世界的に見ても暖冬だという話も実感として理解できる。
まだ2月だというのにこんなに暖かくていいんだろうか。
暖かい日があんまり続くと、いきなり揺り戻しで寒くなったりするからちょっと用心が必要だ。
水面下の世界でもこの暖冬の影響でいろいろと変化が起きている。
佐渡の方では寒ブリが獲れず、その代わりにマグロが水揚げされているらしい。
いつもなら春に入ってからだというのに、漁師さん達も首を傾げているのだそうだ。
最近ではこっちの方に生息するはずのない南方系の魚も入ってくるようになって来ていて、市場の事務所などにも魚類図鑑は欠かせないという。
一体何が起こっているのか。
そんな中、僕は個人的にルアー作りをこつこつと隙を見つけてはやっていたのだが、せっかく目入れをした塗料が何度やっても流れてしまい、仕上げの段階でいつまでも手こずっていた。
全体的にはやり方は間違っていないのに、何かがちょっと違うだけで完成できないというのは、どうも僕の傾向らしい。
いつまでもやっていても仕方がないので、多少の色流れはそのままに仕上げに入る。
冬場は乾燥にも時間がかかるのだ。
水の中がどんどん暖かくなってゆく中で、寒いところに住む魚達は一体どこに行ってしまったんだろう。
タラやブリやカレイ達はどこかで元気に暮らしてるんだろうか。
あったかくなるのは結構だが、ひとつ問題なのは、暖かいところに住む魚はあまり美味くないということだ。
戻って来てくれ寒ブリ。
君の照り焼きが食べたいよ。
LIVE INFORMATION
2/21(Wed)
下北沢ARTIST
CHARGE ¥1500 wih one drink
OPEN 19:00
START 19:30
by itr-y
| 2007-02-11 19:00
| 日常