2007年 03月 24日
ずぶぬれ |
どんよりとした空模様の上に、やたらと生暖かい風が吹いていると思ったら、やはり降り出した。
せめて図書館に行って帰ってくる間ぐらいは持ってくれと思って急いで走ったのだけれど、それでも途中から降られてしまった。
思った以上に雨脚は強く、ダウンのジャケットもびしょぬれになってしまった。
川沿いの道を急ぐと、河原でバーベキューをしていた家族連れが慌てて荷物を片付けていた。
あれだけ薄暗くどんよりとした天気なのにも関わらず、撤収する準備をしていなかったらしい。
本降りの今になってテーブルやら椅子やらを片付けている。
どうせそんなに降らないと思っていたのだろうか。
料理は散らかるわ、コップは転がるわ、子供は泣き叫ぶわ。
さながら阿鼻叫喚の様相を呈していた。
何度も言うけれど僕はバーベキューというのが大嫌いなので、この様子を見ながらひそかにざまあ見ろと思っていた。
一番おかしかったのは連れて来られて柵につながれている犬まで慌てていることだった。
「・・・・お、お、お、オレ何したらいいの」
そんな様子で飼い主達と一緒に右往左往していた。
しかしまあ突然降ってきたのにも関わらず結構な雨量で、泥よけを持たない自転車に乗っている僕の尻は早くも雨水でぐっしょりと濡れていた。
こういう時ばかりは泥よけが欲しいとつくづく思う。
これから雨が多くなるので少し憂鬱だ。
帰ってからタイヤを交換しようと思ったけれど、すっかり濡れて帰ってくるともうそんな気力もなく、また再び出かける気力もなかった。
一回出動するともうその日は出かけたくはないのである。
by itr-y
| 2007-03-24 18:33
| 日常