2007年 03月 28日
桜と狂気 |
江東区には運河が沢山あって、そこのほとりにはどこにでも桜が植えられている。
どの運河の、どんな小さな水路にも必ず植えられているので、花見の時などには困ることはないだろうなあと思う。
もう早くも一分から二分咲き程度にはなっていて、もう後一週間もすればすべて咲きそろうだろう。
隅田川の土手にもブルーのシートとロープで場所取りがしてあったけれど、これだけ桜の木があればどこで花見をしても同じなんじゃないだろうかと思う。
そのくらい植えられている。
そこまで植えなくてもいいだろうと思うが、桜の咲き誇る様子は、やはり日本人にとっては特別なものがあるんだろう。
僕自身、満開の桜には弱いが、しばらく満開の桜の下に長くいるとすこし気が変になりそうに感じることがある。
桜の狂気というか、危ない気配がする。
あのそわそわして落ち着かない感じがいいのだろうけれども、人によってはあの桜のオーラというのは耐久時間がありそうな気がする。
運河のほとりに並んで咲き始めた桜並木を見ながらすこし身震いした。
まだちょっと本格的には狂いたくはない。
by itr-y
| 2007-03-28 19:18
| 日常