2007年 06月 08日
身軽な生き方 |
燃えないゴミの日に古いCDラジカセを処分した。
もう10年近く前に買ったものなので、十分天寿をまっとうしたと言えるんじゃないだろうか。
ご苦労様でした。
厳密に言えば買ったのではなく、サンタクロースにもらったものなんだけれど、たぶんあげた当の本人も憶えていないだろう。
もう時々音が途切れるし、出ても片方のスピーカーからしか出て来ないし、電源のスイッチは陥没しているというような有様だったからしかたない。
いつまでも狭い部屋に置いとくわけにもいかない。
潮時というやつだ。
今なんとか現役で使っているコンポももうそろそろあぶないのだけれど、以前に店で見かけて目を付けていたコンポが売れてしまったので、コンポ買い換え計画は頓挫したままだ。
また何か探さなければならない。
僕は基本的に音楽を聴くにもパソコンの音を聴くにも楽曲を製作するにも、すべてコンポを通して使っている。
部屋が狭いのでそうそう沢山のスピーカーを置いとけないからというのが理由なのだけれど、単純に買えないからでもある。
まあでもそれで十分に事が足りるのでいいのである。
「身の程」というやつだ。
今彼がいたスチールのラックの上はぽっかりと空間があいている。
なんとなく淋しい気持ちになりつつも部屋の中がそうとうすっきりしたのでうれしい。
もっと何か捨てたいな。
その先に身軽な人生が待っている。
soundscape
by itr-y
| 2007-06-08 19:13
| 日常