2007年 06月 25日
ガラスノムコウ |
天気図を見るとものの見事に梅雨前線がかかってきていて、はっきりしない天気はもう少し続きそうだ。
つつけば泣き出しそうな凶悪な曇り空のくせに、結局一日中降らず何だか少し拍子抜けしてしまった。
ビニール傘も出番は無しである。
市の図書館は今週いっぱいは蔵書点検のためにどこも休館になっている。
その間AV(オーディオヴィジュアルのことね)は4点借りられますよとのことだったけれど、いつもいつもCDを借りまくっている僕はなんだかもう音楽にも食傷気味で、いつもどおり二点だけ借りてきた。
ひとつはグールドのバッハ、平均率クラヴィーア。
もうひとつはスマッシングパンプキンズの「マシーナ」。
スマパンはほとんど知らなかったのでちょっと新鮮だった。
僕はロックに関しては60年代や70年代に関しては詳しいけれど、90年代に関してはまったくよく知らない。
本来ならその頃が自分の青春時代であったはずなのに、僕はあんまりリアルタイムでロックを聴いて来なかった。
きちんと聴くようになったのはもう少し後になってからである。
クリアで透明感のあるアレンジと、深く歪んだギターはたしかに90年代の音だ。
ビリー・コーガンの変な声が重たいサウンドと相まって心地いい。
なるほど、たしかにこれは流行りそうな音だ。
以前にも何度か聴いてピンと来なかったのであんまり聴き込んで来なかったのだけれど、今聴いてみると何の抵抗感もなく聴けたのでもう一度ちょっと聴きなおしてみようと思う。
時間が経ってからあらためて試してみるとけっこうよかったということはわりとよくあるのである。
明日は晴れればいいな。
晴れなくても降らなければいいな。
暗雲晴れぬ月曜。
soundscape
by itr-y
| 2007-06-25 20:00
| 日常