2007年 10月 29日
あの星の向こうに |
少し二日酔い気味だ。
「気味」じゃなくて二日酔いだ。
少し動いただけで頭痛がするほどではないけれど、急に立ち上がったりすると「ズウォン」と後頭部が腫れ上がる。
朝食は摂らずにコーヒーだけ飲もうとするけれど、胃がコーヒーさえも受け付けない。
仕方がないのでそのまま出かけ、途中の薬局で頭痛薬を買って飲んだ。
半分が優しさでできているやつだ。
全部「効き目」にしていただきたいもんだと思う。
昨日は会社の人の送別会だった。
元町の方の飲み屋に集まり、二時過ぎまで飲んで、二件目にカラオケ。
朝方、五時頃まで飲んでいた。
一晩中なんて久しぶりである。
なかなか楽しい夜だった。
普段は焼酎は悪酔いするのであまり飲まないのだけれど、せっかくなので少し飲んでみた。
自分だとあまり頼まない。
こういう機会でもないと飲まない。
ロックで少し薄めるとかえってなかなか風味が増しておいしく飲めるものである。
会社を去る先輩の姿を見ながら少し自分の将来のことも考えた。
さて僕はどうするべきなんだろう。
次のステージがないと人間進めないものである。
僕の場合は今やめたらただ単に「振り出し」に戻るだけなので辞めたくはないのだが、僕だってここに一生いるわけにも行かない。
彼に「次」がきちんとあるのかは詳しく聞かなかったのだけれど、次にやりたいことが何なのか、僕だけには教えてくれた。
普通の感覚で言ったら馬鹿げた夢だ。
だから僕にだけ教えてくれたのだろう。
実現の可能性は低いけれども、彼が彼のスタイルを確立できるかどうかが今後の課題となってゆくんだろう。
年齢的にも最後のチャンスだと思ったのかもしれない。
男でも女でも30歳を前にするといやが上にも焦りが出てくるのかもしれない。
彼の夢が単なる思いつきでないことを祈るが、必ずしも夢の実現が夢を抱き続けた時間に比例するとは僕も考えていない。
思いつきでやってみたら上手く行くことだってあるのである。
会社の集まりとは別に、二人でまた飲みに行きたいなあと思った。
帰り道、海側の道を通って帰る。
三番瀬は静かな朝を迎えていた。
今いちばん新しい朝だ。
soundscape
by itr-y
| 2007-10-29 00:16
| 日常