2008年 02月 21日
青い空 |
ディスクユニオンにていくつかのCDを売り払い、そのお金でくるりの新しいライブ盤を購入した。
最近くるりからも離れていたので、しばらくぶりにきちんとCDを買って聴くことができた。
何だか知らないうちにドイツでレコーディングだのオーケストラと共演したりだの、佐藤君と岸田君の二人になってからも活発に活動を続けるくるりだけれど、しばらく聴かないうちになんだか少しだけサウンドも変化して来たように感じる。
なんだかまとまりがよくなってきていて、非常に聴きやすくもある。
毒が少なくなって来たという言い方もできるかもしれないけれど、これはこれでひとつのくるりの到達点なんだろうなあとも思ったりする。
ライナーと一緒に封入されていた写真からは、この二人がひとつのバンドとしてからまた新たな段階に入りつつあるんだなあということが見て取れる。
なんとも淋しいようなうれしいような微妙な気分だが、相も変わらず新譜が常に楽しみなバンドのひとつであることは今でも変わらない。
かつてNHKのミュージックスクエアに出て来たあのバンドが、ここまで長く活動を続けてくれることになろうとは思いもよらなかった。
こんな年になってもまだ彼らは僕らの基本であり続けてくれる。
こんなにうれしいことはない。
soundscape
by itr-y
| 2008-02-21 23:46
| 日常