2008年 06月 25日
他人のかごの中 |
最近あまり自炊をしなくなってしまい、今日も松屋の牛丼で済ませてしまった。
一番なりたくない生活スタイルになりつつある気がしてならない。
以前はそんなことはしなかったのに。
夜の11時の松屋は仕事帰りの人々でけっこう賑わっていて、なんだか疲れたながらもガンバっぞという不思議な空気感で満ちていた。
でも多分全体的には疲れた空気感だと思う。
勢い込んで大盛り野菜セットを頼んだらなんだか少し胸焼けがしてしまった。
やっぱり体にはよくねえんだろうなあと思う。
そんなことを考えながらわしわしと完食してしまった。
もうお腹いっぱいである。
24時間あいているスーパーマーケットに行き、切らしていた米を買った。
レジに並んでいる間前の人のかごの中をぼんやりと眺めていた。
それからそのかごの前にいる女の人の顔と体型を見た。
僕はけっこう前に並んでいる人のかごの中身とその人を見比べるのが好きなのだけれど、並んでいる間はいつもこれをやってしまう。
カップ麺とスナック菓子ばかりかごに入れていたそのお姉さんはやっぱりぽっちゃりとした感じの人だった。
けっこう面白いのである。
しかしまあ人のかごの中身をのぞいていると、人間本当に酒とか菓子とか脂っこい食べ物が好きなんだなあということがよくわかる。
こんなに濃い味のものばかり食ってたらアホになるぜ、という感じのかごの人もいる。
そうかと思えばたまに野菜や魚など生鮮食品ベースの人もいて、けして人の好みが一辺倒ではないということもわかってくる。
なかなか面白いのだ。
僕のかごの中身はもちろん白米のみだったが、買う米はいつもの「北海道きらら」である。
コシヒカリやなんかよりこのさっぱりした米がけっこう好きである。
さて僕のかごの中にもけっこう出来合いの品が増えては来ているけれど、それでも野菜は好きでよく買ってきてしまう。
この時期、独り身には野菜は余ってしまうし腐ってしまうのでおいそれと買えなくなっているのである。
もう少しいろんな献立を考えないとなあ。
あれこれと悩みながら食品売り場を歩く日々は続く。
soundscape
by itr-y
| 2008-06-25 23:43
| 日常