2008年 09月 16日
梨を食べながら考えること |
個人的秋の味覚フェアはまだ続いていて、今日も買ってきた梨を食後にひとつ食べた。
なんだかんだ言って果物の中で一番美味しいのは梨だと思う。
特に日本の梨は世界に誇れる一品だと思う。
洋梨なんておととい来やがれである。
でもラフランスに来られたら負けるかもしれない。
でも普通の梨。いわゆる豊水や幸水には僕は弱い。
あの甘みを作り出す梨の木は地球の宝とさえ思う。
日本がもっと梨畑だらけになればいいのにとさえ思う。
そしたらもっと安く買える(ような気がする)。
4個入りで350円のものだったから一個あたり88円である。
程よい贅沢。
一人暮らしのいい所は自分だけで独り占めできるところだろうか。
残しておく必要なんかないのだ。
わっはっは。
とまあそんな感じで残暑に呻きつつもいつの間にか9月も半ばを過ぎており、多分「秋の味覚」なんて言っていられるのもあとしばらくだろう。
街にはもう早くもハロウィンの飾り付けが始まっていた。
あっちこっちの業者さんがなかなか浸透させるのに苦労しているハロウィンだが、一時よりもずいぶん知名度が上がったと思う。
ジャコランタンを作っている家も多いそうだ。
でも多分実際にお菓子を貰いに行ったりは日本ではまだできないだろうなあ。
文化の違いは大きいが、また日本独自の文化に都合良く変えて行ってしまえればいいんではないかと思う。
楽しみは多い方がいい。
今日は職場の人と食事をした。
浦安の名物もんじゃ焼き屋さん「里波亭」である。
二人とも休みの日が重なったので行こう行こうということになったのだ。
あんまり職場の人と飲み食いするのは好きではないし、特に強制ではないのだけれど行くことにした。
行った方がいいような気がしたのである。
男同士でなおかつ同年齢の同僚だと気が楽である。
職場の話やお互いの話に花が咲き、お好み焼きをつつきながらいつのまにか満腹になっていた。
そのなかで彼が日々実践しているという節約方法を教えてくれた。
節約の基本の中でも基本なのが最初に生活費をこれだけと決めてしまってあらかじめATMから下ろしてしまうという方法がある。
なくなったら下ろすというサイクルだといつの間にか貯金が無くなってしまうからである。
彼の場合、茶封筒に1から31までの番号を振り、それぞれに1000円ずつ入れておくというのである。
そして基本的に一日あたり1000円までと使う経費を決め、余ってしまった場合には翌日に繰り越しという風にしているのだそうだ。
1000でも特に足りなくなるということもなく、ゲーム感覚でわりあい楽しみながらできるというのだ。
確かに少し面白そう。
でも僕の場合、時々どどどっと出費がかさむことはあっても、毎日に分割してみると生活費が1000円以上かかることのない非常にエコノミカルな生活なので、あんまり必要なさそうだった。
まあもちろん生活費以外に車の維持費などでけっこう出てゆくことはあるのだけれど。
帰り道、ガソリンスタンドのリッターあたりの料金を見てみたら、ハイオクが169円
にまで下がっていた。
まだ入れるつもりはないのでそのまま素通りしたが、多分これからもうしばらくしたらまた落ち着くだろう。
原油不足自体が解決することはないだろうが、そんなに急に悪い状態にはならないだろうと個人的には踏んでいる。
事態はジワジワ悪くなってゆくものなのだ。
車で相手を行徳まで送ったあとで家に帰った。
洗濯物をたたんだ後でふと思いだした。
「そうだ。梨が冷やしてあった」
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by itr-y
| 2008-09-16 00:22
| 日常