2008年 11月 03日
進化する風景 |
いつも使っているヘッドフォンのミニプラグがまた曲がってしまった。
もう何度かフォンジャックに突き刺したままへし折った経験があるのでいつもいつも気をつけてはいるのだけれど、それでも気がつかないうちに無理に引っ張ってしまい壊してしまいそうになる。
折れたピンがマックの中に入ったままということが過去にも二回あったので気をつけなくてはいけない。
原因はというと、いつも使っているフォステクスのヘッドフォンはプラグの形が標準フォーンプラグになっていて、コンポだとかその他の電子機器につなぐ際にステレオミニプラグに変換するアダプターをつけなくてはいけない。
その変換プラグが非常に折れやすく負荷のかかりやすい形をしているのである。
しかしたいてい売り場に売っている変換プラグはソニーのそのもろいプラグしかなくて、そいつを選ばざるを得ないのである。
なんともはや。
昔使っていたオーディオテクニカのヘッドフォンは、ミニプラグの上にねじ式で標準プラグをかぶせる形態になっていて構造的にもしっかりしていてとても使いやすかった。
海外のメーカーにそこまでの心遣いを求めるのがいけないのだろうが、とにかくこの使い勝手の悪さにはいつも閉口してしまう。
ヘッドフォンをしながら演奏する身としては、とにかくプラグは丈夫であるべしなのである。
さて、そんなこんなで今年も11月に入り、早くも年末に向けて色々と慌ただしくなりそうである。
友人達と顔を突き合わせる暇もなく、自分の作品を作る時間もなく、勉学や読書に勤しむ時間も作れないままに生活に時間が消えて行ってしまった。
やはり何かを犠牲にするしかないんだろうかなあ、と感じる今日この頃。
最近、本当にギターを弾く時間がなくてイライラしているのだ。
友人達にもそんな話をした。
掃除炊事洗濯など家事自体は好きなのだが、あまり毎日同じことの繰り返しだといささか辟易する。
毎日少しでもなにかを変えようといろいろとやってはいるのだけれど。
そんな中でこの間ようやく歯医者に行った。
まずは体から変えようというわけである。
ずいぶん前に詰め物が取れてしまってしばらく放ったらかしにしていたのだけれど、ずいぶんと久しぶりに歯医者に行き、新しく詰め物を制作してもらった。
今、仮詰めの段階でまた今度いかなくてはならない。
普通は歯医者なんて嫌なものだが、あちこちをきちんきちんとしていく作業というのはけっこう好きなので、多少痛くても我慢しようと思う。
思っていた通り親知らずが悪さをしていたそうで、押し出された歯があちこちで不具合を起こしていた。
歌っていても歌いにくかったり、喋っていても頬の内側を噛んでしまったりと不都合が多かったので、「抜きましょう」と静かに力強く先生が言った瞬間なんだかちょっとほっとした。
やっぱり良くなかったんだなあと。
そこの歯医者さんは若い先生でパソコンとディスプレイとカメラを駆使して、治療前、治療後の写真をわざわざ見せてくれながら治療してくれた。
昔から口に中に手を突っ込まれて何をされたのかよくわからないまま帰るという歯医者のシステムが好きではなかったのだけれど、このやり方は非常にわかりやすく、どこをどう治したのかが一目瞭然だった。
診断結果に関しても資料を渡してくれるのでとてもわかりやすい。
歯医者も進化しているのである。
歯並びの悪さが腰痛を引き起こしていたと考えているので、歯に関しては時間をかけてゆっくりと治してゆこうと思う。
時間がかかることだし。
リハビリ人生はまだつづくのである。
soundscape
by itr-y
| 2008-11-03 12:31
| 日常