2008年 11月 18日
露天記 |
突然3連休となってしまった。
もちろん前から3連休があるのは知っていたけれど、いざ休みが来ると何をしていいのかわからなくなってしまう。
もともとわりと計画性のある方だったと思うのだが、いつの頃からか僕は無計画、ノーコンセプトになってしまっている。
休日の過ごし方がわからない。
以前に休日によくレイトショーを観に行くと書いた事があるけれど、気がついたらいつもいつもレイトショーばかり観に行っていて、何だか「他に過ごし方ないんかい!」と自分に突っ込みを入れてしまいたくなる。
もともと何でも習慣化してしまうタイプなのである。
そんなわけで愛すべき我がポンコツと思いつきの旅に出た。
おなじみの「休日の午後に思いつき深夜に帰ってくるひどく後手後手な日帰り小旅行」である。
今回は山梨のほったらかし温泉に行ってみる事にした。
なんでこんな所に行ったかというと、温泉ウォーカーで調べたらここが堂々の一位に入っていたからである。
それに温泉旅館みたいなものではなく、公衆浴場なので非常に気楽だ。
入浴料も大人一人700円と非常にリーズナブル。
この温泉に入るためだけに山梨に行ってみようと思い、一路中央道をガタガタと突っ走った。
目的地にたどり着くのにけっこう時間がかかった。
非常にわかりにくい土地にあるので、何度も同じ所をぐるぐると回ったりしてしまった。暗くなってからの知らない土地のドライブには本当に四苦八苦する。
なんだかんだ言ってたどり着くのに5時間近くもかかってしまった。
たどり着いた温泉は以外にきっちりとしていて、掘建て小屋みたいなたたずまいを想像していたら見事に裏切られた。もちろんがっかりしたわけではないけれど。
お風呂はさすがに一位になるだけの事はあり、甲府盆地の夜景が一望できる絶好の温泉スポットであった。なるほど人気が出るのもわかる。
年中無休で日の出1時間前から夜10時までやっているから近くに来た時にふらっと寄って温泉につかって帰る事もできる。この気安さも人気の秘密なのかもしれない。
残念ながら風呂にカメラを持ち込む事は禁止なので温泉自体の写真はないのだけれど、グーグルマップとかで検索すると出てくるので興味のある人は見てみて欲しい。
揺れるすすきの向こうにキラキラと輝く甲府の街は美しかった。
そして露天風呂は寒かった。
少し湯あたり気味になってふらふらしていたので少し休んでから帰ることにした。
もちろん温泉に来ただけなので速攻帰宅である。
山梨の夜は星が美しいと思っていたら、帰ってきた浦安の夜空も星がきれいだった。
今日は寒いからなあ。
本格的な冬の到来を前に、あいかわらず無目的な日々は続いてゆくのである。
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by itr-y
| 2008-11-18 03:16
| 旅