2008年 11月 28日
彼が二度痛めた腰 |
のっぴきならない事情から顔に怪我を負ってしまい、少し外を出歩くのが億劫である。
怪我をした時には気がつかなかったのだけれど、前歯がほんの少し欠けてしまっているのに今日気がついた。
鼻の先の感覚もないし、口の端も擦り傷を負ってしまい口を開けるのが辛い。
何か食べようとするたびに口がぴりっと裂けてしまう。
以前に指先を切ってしまった時に近い感じだ。
顔を怪我したといってもそんなにひどい怪我ではないのだけれど、決して小さくはない衝撃だったので何かまたひょんなことから大事に至らないか心配である。
こういうものなんだろうか。
まあでも病院に行ったら眠そうなおっさんに『まあしばらくは様子を見るしかないね。折れてたとしても治療法としては放っておくだけだからね」と非常にやる気のないことを言われた。
「そんなあ...」とは思ったけれど先生の話を聞いてみると本当にどうしようもないらしい。精密検査を受けてなにかわかったとしても、治療法としてはやっぱりほっておくしかないんだそうである。
現代医学万歳。
まあでも基本的に放ったらかされて生きてきた人間なので今更さほど苦でもないのだが...。
というわけでそんなことは気にしていてもしょうがないので、休日の僕はいつも通り映画を観に行っていた。
作品は「彼が二度愛したS」。原題は「DECEPTION」。
僕の大好きなオビワン、ユアン・マクレガーが出演していたので観に行く事にした。わりとおバカな映画やミーハーな作品が好きだったりするのだけれど、こういう大人な映画もたまにはいい。
感想はというと、いやはや久しぶりに観に行って良かったと思えた作品だった。単純に面白いしかっこいい。こういうしっとりと大人でかつエキサイティングな作品はいいなあと思った。
ストーリーの展開やエンディングに関しても文句のつけ用がなかった。
こんな事言うと観に行った友人に「そんなに面白かったかあ?」なんて言われるのでここに書く事にするのである。
面白かった。おすすめです。
さてと思わぬ怪我のせいで、たいした事はないと思っていたのが実はあちこち体がギシギシいっている事に気づいた。
気がつかぬ間に僕の体はやっぱり確実に衰えていたのだなあと気がついた。
どうも精神だけでなく体のリハビリの方が急を要しそうである。
soundscape
by itr-y
| 2008-11-28 00:08
| 日常