2009年 02月 12日
海の街 |
また思いつきで海に出かけた。
以前にも横須賀を越えて観音崎のあたりまで行ったのだけれど、今度は三浦半島を横切って江ノ島、そして茅ヶ崎の方まで行ってきた。
例によって出発するのが遅いので帰って来るのがまた夜になってしまったけれど、なかなか楽しい一人ドライブであった。
みんなで行ったりすると、道に迷って時間がかかってしまうのが御法度になるけれど、一人だと思いつきで入ってみたい道にどんどん入って行き、どんどん迷ってしまえるので面白いのである。
道というのは間違えないと覚えないというのが僕の持論である。なんどか行ったり来たりしないと、感覚として土地勘が身に付かない。
都内の土地もそうやって莫大な時間を費やしてようやく感覚的に身に付いてきた感がある。
まだまだ多摩地区だとか東京の西部の方は疎いのだが、都心は何となく把握できていると思う。具体的な地名や道路の名前とも結びつき始めた。
時間がかかることなのである。
まったく知らない土地というのは走っていてとても楽しい。
車だと自転車では到底一日では走りきれないほどの距離を走れるので便利だ。
当たり前だけど。
湾岸線を西の端まで走ったことがなかったので、今回、八景島の方まで走ってみたのだがなかなか広々として気持ちがよかった。
こっちの方にも一度住んでみたいと思う。
借りてきたCDを聴きながら江ノ島の海岸線を走った。
少し驚いたことなのだが、湘南の海岸線はどこも駐車するスペースというものがない。
どこもかしこも有料の駐車場ばかりで、止められる所といったらコンビニの駐車場くらいで、そこさえも買い物しないと停めさせてもらえないのである。
房総半島と三浦半島では車に対する扱いがあまりにも違うのである。
どっちがいいのかはよくわからないけれど。
なんだかんだ行っているうちにずーっと走り続けていたら大磯のあたりまで走ってしまっていた。
さびれたコンビニの駐車場に車を停めてそこで初めて海岸線に出てみた。
富士山がこれでもかというくらいに大きく見えていた。
寒い。
体が冷えていた。
オレ何やってんだろうな。
ずいぶんと久しぶりに口に出した台詞だったと思う。
soundscape
by itr-y
| 2009-02-12 00:10
| 日常