2009年 02月 25日
ほったらかしの毎日に |
わりと忙しい休日。
朝起きて借りていたDVDを返しに行った。
近くのツタヤで5枚でCDもDVDも1000円で借りられるキャンペーンをやっていたので調子に乗って色々と借りてきていたのである。
おかげでここ一週間は帰宅してからDVD三昧であった。
ラインナップは
「アメリ」
「ショコラ」
「アリーマイラブ シーズン1 vol1」
「あの頃、ペニーレインと」
「愛撫」
の五点。
「アメリ」は観た方も多いだろうけれど、僕は今の今まで観たことがなかったので今回レンタルでようやく観ることができた。ジャン・ピエール・ジェネ監督の2001年の作品。
作風がとてもレトロかつノスタルジックな感じで、フィルムの質感から音楽、そして役者すべてがとても絶妙に調和した傑作だった。こういう雰囲気をどうやったら作れるのか、とても不思議である。
様々な人間模様が絡み合って主人公アメリの運命が左右されて行くストーリーはとてもよくできていた。フランス語を勉強するのにいいかもしれない。
続いてジョニー・デップ週間はまだまだ続き、今度は「ショコラ」。2000年の作品。アクターズスクールの中でインタビューの中に出てきた作品だったので、「ギルバートグレイプ」に続いて観てみた。
どちらの作品もそうだけれど、どちらかと言うとデップ本人よりも共演者の演技に魅せられてしまう。「ギルバートグレイプ」では若き日のディカプリの演技が凄かったし、今回の「ショコラ」では主人公はデップではなくジュリエット・ビノシュで、その天真爛漫なキャラクターのイメージがすばらしかった。
劇中のギターはどうやらジョニー本人が本当に弾いているみたいで、なるべく簡単な奴を選んで演奏していたのが何だか笑えた。ジャンゴ・ラインハルトまで弾けるのだから大したもんである。さすがは元ミュージシャン。
「アリー・マイ・ラブ」は向こうの有名な海外ドラマシリーズだけれども、今回は英語のお勉強もかねて借りてみた。NHKでやっていた時はたまにしか観ていなかったのだけれど、続けてみてみるととても面白いもんである。
アリー役のキャリスタ・フロックハートが個人的にすごくすごくタイプという不純な動機もあり、ほんでもって吹き替えの声をこれまた大好きな若村麻由美さんがやっているということもあって、いずれ全シリーズきちんと観てみたかったのである。
「24」とか「プリズンブレイク」とかはもう話が多すぎて観る気にもならないけれど、アリーぐらいならいけそうな気がする。
「あの頃、ペニーレインと」は原題「Almost Famous」。70年代のロックが終わりつつある時期に若くしてローリングストーン誌の記者となった主人公の少年が、バンドのツアーに同行取材をし、グルーピーの女の子と仲良くなる話。
これもなんだか最後はほっこりとさせてくれる作品だった。ロックファンには音楽ネタがたまらない。個人的には映画に出て来るバンドが何となくイーグルスを連想させる。ギタリストがレスポールを使っているからだろうか。
「愛撫」はいわゆるVシネ。
こういう邦画の世界がいったいどういうものなのか興味本位で借りてみたのだけれど、意外なことにそれなりにいい話だった。
恐ろしく画質が悪く役者さんの演技もお世辞にも上手とは言えないのだけれど、それがまたなんとも悲しげな感じでかえってストーリーにあっていた。
もっともそういう風に作るものなんだろうけれど。
しかしまあ映画を5本も借りると観るのもけっこう大変である。
前にも同じように5本借りてきてなんとか全部観終えたのだけれど、けっこうしんどかった。
レンタルだと延滞料金がかかるから観る方も損得勘定が入って意地でも期限内に観てしまう。
まあでも観ていない映画を観るいい機会だと思う。
もうちょっと映画週間は続く。
soundscape
by itr-y
| 2009-02-25 00:08
| 日常