2006年 10月 14日
内燃外寒 |
昨日今日となんだか涼しい日が続いている。
日が出ているうちはまだいいけれど、日が落ちると気温が急にぐっと下がる。
昨日の夕方、都内から帰ってくる時も半袖では寒いくらいだった。
自転車で走っていると、体の表面だけが寒くなって中が火照っているというおかしな状態になることがよくある。
当たり前のことだが普通に足で走るよりも自転車で走る方が速い。
その上、自転車で走っている時は、ランニングしている時のように足で支えない分運動量が少なく、体温の上昇も少ない。
それに加えてランニングの何倍ものスピードで走るから、体が冷えてしまうのだ。
この時の感覚というのはちょうど熱を出している時と同じような感じになるので、途中でなんだか怠い気分になってきたりする。
以前にも何度かこの状態になって、帰って来てからぐったりと寝込んでしまうことがよくあった。
体がぐったりとしていて力が出ない。
ひどい時には頭痛がする。
体が弱っている時になったらたぶんそのまま風邪をひいてしまうだろう。
晩秋のサイクリングは要注意だ。
そんな訳でこの季節は体温調節をするべくウィンドブレーカーなどを羽織るのだが、こいつを着ていると今度は暑くて中が蒸れてくる。
暑くて暑くて脱ごうとすると、びっしょりと濡れた体にモロに冷えた風があたり凍えてしまう。
けっこうこの辺りがジレンマなのだ。
冬場だってザックを背負ったまま走ると背中が濡れてしまうので、前はタオルを背中に着けて走ったりした。
バイクのエンジンでも空冷エンジンというフィンむき出しのオーソドックスなエンジンがあるが、別に水冷でなくても十分に冷える訳が少しわかったような気がした。
バイクで走る時の体感温度は自転車の比ではない。
もうそろそろ蒸れにくいゴアテックスのジャケットを買った方がいいんだろうけどなあ。
すっかり日の暮れた街の中をシャリシャリ走りながらそんなことを考えた。
by itr-y
| 2006-10-14 23:13
| 自転車